詭弁と地震
07年.09月.11日-07:01
昨日は「詭弁」に関して書かせていただきました。 「絶対言葉にだまされない」という自信のある方、下記の有名な例をみてください:
★aとb≠0 という数字があります。
★a/b=4/11 とします。これは11a = 4bという書き方もできます。 ★右と左の分を×5にすれば、55a = 20b となります。 ★55a = 143a - 88a または20b = 52b - 32bの書き方も出来ます。 ★つまり、143a - 88a = 52b - 32b ★左部分と右部分の順番を変えますと143a - 52b = 88a - 32b ★並列を集めますと 13(11a - 4b) = 8(11a - 4b) ★左と右の部分を (11a - 4b) で割りますと: 13 = 8 の結果になります。 |
不思議ではないでしょうか?詭弁はどこにあるってわかりますか? 古代ローマでは修辞学はとても大切になります。弁護士と政治家である有名なキケロ氏は言葉を使って敵を追放します。「いつまでも私たちの我慢を悪用する、カティリーナ」。 二つの例を比べてみましょう。
クラッシク詭弁
| 現代的な詭弁
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この三角論理の例は不正確です。 「擬似相関」、または「様相を無視する」(ignoratio elenchi)というテクニックを使えます。 特に右側の例では、つぶれていた伝統建築の建物は布基礎、無耐震、重い屋根の構造でした。 プレハブは新しい建物でした。べた基礎を使って、横の揺れを受けるために筋交いや体力壁という構造を使えました。
◆震災に対しての強さはプレハブであるか注文住宅であるというのは関係ありません。
◆耐震構造、または実験により良い結果を出している制震工法を使用することによって、地震対策ができます。
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