去年オープンした、トアロードの商店街の交差点にある新しいショッピングスポット。南フランス風をベースにしたT工務店の作品だそうです。
丁寧に仕上げてますし、色使い、形は面白いですが、何かちょっと不思議な感じ。


イタリアでクリスマスの時に作る「プレゼピオ」(聖家族)を思い出します。
ひな祭りの雛壇のように、イエスキリストが生まれた当時の雰囲気を再現します。
建物の模型を飾り付けて、人や動物の人形を並べます。
建築家の目で見たら、「ハリボテ建築」っていうのは仕方ないですが、
やはり人間はこの「暖かみ」のある空間が落ち着きます。
色とりどり、複雑な形、時代の積み重ねのサインは精神的に必要ですね。
人工的な建物より自然に発展した集落だったらもっとステキかもしれないね。
