記憶が亡くなる、ゴミが増える
09年.09月.09日-10:53
一昨日の話の続きですが、勇気をもって、再び「不思議のロシア人の家」の解体現場を見に行きました。
建物は大正10年代ですが、とてもしっかりなつくりでした。
今日は4日目の解体作業です。仕上げ材、建具、内壁のプラスターを外して、貫工法の下地現しになりました。
今の時代の住宅の内壁は石膏ボード一枚なのに、この建物はグレードの高い使用でした。
震災は全く影響がなかったし、建物は29年締め切っていたので、とてもきれいな状態で残っていました。
よい建物だったこそもっと悲しくなりますね。
廃材を集めるところの柵として、とてもきれいな内部ドアが使われていた。框+鑑板のドアですが、今だったら贅沢な使用ですね。
職人と話をして、ドア4枚をもらうことになりました。まだ決まってませんがどこかで使ってみたいですね。
このいい建物を目の前で殺している風景をみると力が抜けますが、前向きで考えなければなりませんね。
Posted by ヤコポ
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