前回の話を読んだ南イタリア人の友達に怒られました。
「キミの話に出てくる南イタリア人は賢そうだけど、どうしても南イタリア人のイメージはのんびりしてるステレオタイプなんだよね。ボクたち南イタリア人の力でPunta Perottiを解体した話を紹介してくれよ。」と言われました。
分かりました。 Giancarlo, hai ragione tu. Ti accontento subito.
ここでは簡潔にまとめておきますので、興味のある方は下記のリンクも見てくださいね。
Bari人自慢の海沿いプロムナードは長い歴史のあるすばらしい空間です。
1995年、不正な政治家と大手建設会社がタグを組んで、延べ床面積10万㎡のマンション開発を行いました。環境保存の法律を無視し、皆の財産であるプロムナードからの風景をブロックする「シャッター君」の建設が始まったのです。
しかしながら、1997年にBari市民、LegaAmbiente、WWFイタリアなどの活動により、法律違反が明らかにされて、建設工事は中止になりました。
そして、2005年に最終的に裁判により、建物の解体が決断されました。
でも、本当に具体的なアクションとつながったのでしょうか・・・?
2006年4月23日:Bari☆バンザイ。「シャッター君」のエコ・モンスターは消え去りました!
こうして、Bari市民の元にプロムナードが還って来ました。
現地には、これから公園が作られる予定です。
=== THE END ===
いかがでしたか?
この例の影響はとても大きく、以後、シチリア島アグリジェントのUNESCO世界遺産「Temple Valley」内に建立されていた違法別荘の解体も行われたのです。
もう一度Giancarlo、Grazie. 南イタリア人ありがとう!
リンク:
http://www.puntaperottivagiu.com/
Posted by ヤコポ