1)必要な部材を作ります。例えば、木材を刻んで、梁や柱にします。鉄を叩いて釘にします。麻のファイバーを織ってカーテンを作ります。
2)製品、生の材料を選んで組み合わせます。例えば、キッチンの機器(コンロ、シンク、レンジ)を選んで造作で作る。タイル、壁材、スイッチプレートなどをコーディネートします。
3)一つのシステム的なユーニットを購入する。
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1)の場合は、古民家のように全て手作りです。図面を書くより、自分の体の動きに応じて、必要なものを作ります。
メリットは自然素材で囲まれ、なじみ感、フィット感のある空間を作ります。デメリットは、コストが高い。工期が長い。現代の便利なテクノロジーは使えない。
2)の場合は、クライアントと設計事務所が力を合わせて1点1点常識的に判断します。四角い空間があれば、納得の上ユニット物(システムキッチン、ユニットバス)を使って設計をまとめるもよい。
また、変形の空間、狭い空間、眺めのある空間があれば、特長に合わせて設計をまとめます。
メリットは、高い効率・オリジナリティー・コストコントロール。デメリット:頭を使って、考える必要があります。
3)の場合は、ハウスメーカーに任せるパターンです。
家はマーケティングまたは生産効率に従って作られています。メリット:分かりやすい、開発されたユニットはユニバーサルデザイン的に使いやすい。
デメリット:敷地の形、高低差、まちなみみの整合、を無視します。コストは高い場合もあります。オリジナリティーはない。営業力に負けて、不利用なものも賛成してしまいます。
ぶち空けた話で申し訳ないですが、今後是非、頭を使って、夢を持って良いものをドンドン見つけてください!
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